ブログなんて人の記事をパクれば効率いいじゃないですか。何がいけないんですか?
こんな暴論に答えます。
- ブログをパクるデメリット
- 上手にブログをパクる方法
まず、ブログの丸パクリはNGです。
バレるバレない云々の前に、立派な著作権侵害にあたります。
というかパクるメリットがひとつもないので解説していきますね。
ブログをパクるデメリット
ブログをパクるデメリットって何ですか?
コピーコンテンツ認定でSEO脱落
人のブログを丸パクリすると、Googleからコピーコンテンツ認定されます。
コピーコンテンツ認定されると、検索で上位表示されなくなるのです。
それはGoogleがユーザーファーストの企業だからです。
例えば、検索結果に同じような記事がずらーっと並んでいたら、ユーザーはどう思うでしょうか?
似たような内容を読まされても何も得られませんよね。結果、ユーザーはほかの検索エンジンに流れてしまいます。
Googleはそれを危惧して、コピーコンテンツに厳しく対応しているのです。
だから、コピーコンテンツは上位表示されません。
丸パクリしなければバレない?
丸パクリしなければいいんだよね。語尾とか少し変えれば大丈夫でしょ。
結論から言うと無意味です。
Googleをその程度の小細工で騙すのは不可能でしょう。
なぜなら、一般企業が提供しているツールでさえ、コピー判定はかなりの精度でできます。
こちらCopyContentDetectorといって、だれでも無料でコピーコンテンツをチェックできるツールです。
こちらにぼくが既に投稿した記事を、語尾変更して入力してみました。
一致率81%とかなりの精度で判定できましたね。
一般企業でもこの精度なので、Googleならもっと高度に調べられるでしょう。
パクリ疑惑でSNSでの信用度急落
検索で上位表示されなくてもSNSで集客するから問題ないですね。
問題大ありです。
もしSNSでパクリ疑惑を指摘されようものなら、積み上げた信用は一気に失われます。
結果、誰からも見向きされなくなるでしょう。
昨今SNSを集客ツールと考える人が多いのですが、SNSの本質はコミュニケーションツールです。
画面の向こうに人がいるのを忘れてはいけません。
人を裏切るようなことはやめましょう
上手にブログをパクるコツ
どうしてもブログをパクりたいんだけど何かいい方法はないの?
ブログをパクるなら以下のことを実践してみましょう。
キーワードを引き抜く
まず、記事のタイトルと見出しに含まれるキーワードを抜き出してみましょう。
例えばこの記事の場合は
ですね。(最低だな)
抜き出したらそのキーワードを組み直し、想定読者を設定すればOKです。
ただし、タイトル、見出しの丸パクリはNG
構成を参考にする
次に記事の構成を参考にしましょう。
記事はだいたい3つの要素でできています。
- 結論(主張)
- 理由(根拠)
- 説明(例え)
見出しを以上の3つに分類して記事の全体像を把握してください。
最低でも3つのサイトで照らし合わせ、共通点を見つけましょう。
装飾を真似る
読みやすいなと思った記事の装飾位置を真似しましょう。
アフィリエイト記事ならどこに広告を配置しているのか。
その点に注目するのがおすすめです。
ちなみに上記3つは競合調査ともいい、SEO関係の仕事では欠かせない作業のひとつです。
パクるのにおすすめのブログ
どのブログをパクればいいでしょうか?
パクるなら検索10位以内のブログにしましょう。
Twitterで稼いでますアピールしてる人のブログは、検索だとあまり強くない場合もあります。
無難に検索で上位表示されてるブログを参考にしましょう。
まとめ「人のブログをパクるのではなく真似る、真似るは学ぶ」
ブログを丸パクリするのは犯罪なのでやめましょう。
というより、メリットがひとつもないので時間の無駄です。
ただし、上記で説明したような良いパクリ方があるのも事実。
そもそも、「パクる」は「盗む」という意味ですよね。
この「盗む」ですが、職人の世界では「技を盗む」なんて使い方をします。
また、パクるは「真似る」とも言い換えできます。
真似るの語源は「学ぶ(まねぶ)」という説があるようです。
そう考えると、パクるは絶対悪ではないような気がしてきます。
ただしパクるだけでは超えらならない壁もあるので、そのへんは覚悟しておきましょう。
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